ここは?

ちょっとだけ興味の部分などを詳細に書いてます.

略歴

年月概要
1991年
3月
電気通信大学通信工学科卒業.学士(工学)
在学時は林泉研究室に所属,東京工業大学 嶋田研究室に居候
1991年
4月
某社に入社.
以降,独自OSの開発や維持管理,システム性能評価,インターネットサーバシステムの開発評価,技術支援/調査,情報セキュリティ推進,情報セキュリティ関連技術の研究開発などに携わる.
2006年
4月
情報セキュリティ大学院大学 博士後期課程に入学(社会人学生),田中英彦研究室所属
なお,この時点で博士前期は修了していない(学部卒→即就職という流れなので).
2011年
3月
情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科修了.博士(情報学)
2011年
4月〜
情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科 客員研究員就任
2014年
3月
技術士(情報工学部門)登録

興味

分野理由
全般基本,分野に対するこだわりは(ないわけではないが)必要以上に拘泥しないことにしている.分野に対するこだわりは,専門家としての判断を行うためには必要不可欠だが,必要以上のこだわりは,判断を鈍らせる.これを解決するためには,関連する分野について,(同程度とは言わないまでも)相応に高い見識を備える必要があると考えている.
ただ,アプリケーションレイヤはあまりに憶えることが多く,自分に向かないというのがわかっていた.このため(?),アプリケーションレイヤのことは(ひととおりは)理解するものの,システム基盤技術の方に軸足を移す.UIとかは感覚的にしかわからないがw,考え方や実装についてはシステム基盤のほうが(ハードウェアに近かったり,アプリケーションの下位に位置することが多いためか)自然と上位層よりもシビアになってくる.このことは,最終的にアプリケーションレイヤの理解をおおいに助け,今も役立っている.
技術への取組姿勢人を幸せにする成果を第一に考え,動きたいと常日頃から考えている.
例えば…システム基盤がしっかりしていれば,その上で何かを開発する人や,開発された何かを使う人はそのシステムを安心して使えるし,セキュリティがきっちり確保されたシステムであれば,安全に使える.
しかし,いくら安心安全なシステムだからといっても,使いにくかったり面倒だったり性能が悪かったりというていたらくだと,そのシステムを使う人は確実に不幸になる.だからといって,安心安全の要素を蔑ろにしてしまうと,システムを使うだけで使う人は不幸になりかねない.
セキュリティという分野は,成果の出し方や使い方によっては,多くの人を幸せにも不幸にもする.だからといって,使うのが苦痛だが嫌々使うようなシステムは,結果として使う人にいくばくかの不幸を撒き散らす.個人的には,ここに書いたような不幸をなくすような研究開発を行い,昨日よりも「少しでも」使っている人が幸せになれる(不幸にならない)ようなシステム開発に供する技術の研究や開発に取り組む.また、そういう姿勢の技術者を,一人でも多く見つけ,協調したいと考えている.
OS学生時代からUNIX系OSに興味があったが,在籍していたのが情報系学科でなかったこともあり,そのころ「一般人」でもソースコード込みで入手を行えたMinix(1.2)を入手して,ソースコードを眺める日々.
意外に読めるなぁとか思いつつ気がついたらOSの世界へ.
使ったりいじったりしてたOSは,Minix,自社OS,NetBSD,FreeBSD,Linux,ハリボテOS(wという感じ.眺める程度であれば,UNIX Version7とかも眺めてたりする.
ネットワーク会社に入って,オフィスにネットワークが張り巡らされているのに驚く.しかし,ネットワーク管理は専任の担当者や先輩社員が行っており,私なんぞは触らせてもらうことすらできなかったりw.
しょうがないので自分でやりくりして自宅でネットワークの実験を行えるような環境を作って管理を始める.
このころ,UNIX互換OSが無償で入手できるようになったこともあり,なんとかして稼動するPCを手に入れて,UNIX互換OSを使って管理を勉強するように.
動く環境があれば,理解も進む.そんな中,常時接続をするにはまだお金がかかる時代だったこともあり,死ぬ気でUUCPシステム管理を修得して,自宅でNetNewsやE-mailをやりとりできるようにする.この時の経験が,その後に全部つながってくる.
そうしているうちに,個人でも常時接続を行えたりドメインを取得したりするのが(比較的)容易になったため,そのような環境に移行.ひととおりのネットワーク管理やシステムの運用管理は修得.
セキュリティ最初はファイアウォールもない(Firewall-1の出始め)ということもあって,仕事上外部からの職場のコンピュータに着信してくる人を,そういうファイアウォールを使わずに他のコンピュータに接続したりできないようにするところから始めた.
詳細は省くが,SunOSに標準で付属していたinetdがあまりにダメでw,この時まだあまり実績のないxinetdを使い始める.このシステムは,その後も特にセキュリティ上の問題もなく稼動することに.
ところがその後に異動したところでいろいろあり,仕事でセキュリティ関連のことは一切やらなくなる時期が続く(おおよそ10年くらい?).
これ幸いとばかりに(?)自分自身で使いたい技術の検証をはじめ,ISDNによる常時接続が安価に出来るようになったのと,固定IPアドレスを使えるようになったのを契機にIP接続に移行.このころに,自分のドメインを取得し,そちらにあれこれ移行.人生はじめての侵入された騒ぎもこの時期.
2000年初頭としては珍しかった無線LANのユーザであったが(802.11(無印)),データが空中をダダ漏れる状態というのは理解していたため,クライアントセキュリティは当初から意識しており,これがIPトンネルをはじめとするVPN系プロトコルの技術修得と活用に繋がっている.その後,カネになるセキュリティの部分はみんなやっているので,私自身はその当時カネになっていない分野で楽しく遊ぶ.このあたりの行動は,今も昔も変わっていない.
セキュリティに関する技術を追い求め,検証しているうちに,いわゆる白と黒の「境界」を意識するようになる.また,法律や契約の内容と実際のユーザの行為の乖離などを議論する機会も得る.その他,法律の条文だけではわからない部分をコンメンタリーを読み込んだりもしていた.結果として,技術だけではなく法律や省庁の出すガイドラインまでも見たり,モノによってはパブコメを送ったりも…
FLOSS使うだけならばおおよそ1980年代から,自分自身の手で開発や移植をしたり,成果の配布をしたりというのは,おおよそ1992年〜1993年くらいあたりから関わりはじめる.GPLを読んで,配布条件を満たすようにして,最初に手がけたのはgzip.移植・高機能(?)のgzipを,覚えてるだけで0.5〜1.2.4までは触っていた.
現在自分が趣味や研究の一環で書くコードは,配布を前提としていないが,またあれこれやりたい.
仮想マシンVMwareの登場に衝撃を受け,あれこれ調べ始める.
しかし,いわゆるサーバ用途のインスタンスを(個人が入手可能な)VMwareで使うのはライセンス上ダメということがわかり,別の道を模索する.この時の活動がUser Mode Linuxに関する成果やXenに関する成果に繋がっている.そして現在では,きっちりXenを使い倒している.
私がUser Mode LinuxやXenをあれこれしていた当時は,世の中そんな方向には見向きもしていなかったが,世の中クラウドという文字が踊り始めたあたりからおかしくなる.出来ればこの分野はそっとしておいてほしかったのだが,この分野関連の研究が認められたがために,私自身は学位を取得出来たので,悪いことばかりではない.ただ,仮想マシン関連の研究は,どうしても実ハードウェアが必要になる部分があるため,あまりおサイフに優しくない.このあたりは目下の悩み.
Webサーバ等ミドルウェア類必要があれば触り,いじり,改造する.そうしているうちにWebDAVと出会うw.便利な反面,不用意に使うと危なそうなことがわかったので,早速検証&レポートをWeb記事として公開する.
モノを書いたりすること基本,モノを書くのは苦痛ではない.ただ,この数年で(いわゆる)雑誌やWeb媒体に寄稿する頻度が激減している.
この理由は至極簡単で,雑誌やWeb媒体に寄稿するパワーを,かなりの割合で論文の方に傾斜配分していたからである.
しかし,学位を取得出来たことで,いつも論文の何かを書いてないといけないような切羽詰った状態からは脱却出来たと考えている.論文をはじめとして,何かの書き物を著す際は,自分の興味で調べ,わかったことをまとめているので,仕事が終わった後や休日を使って書いていた.あくまで自分の知的好奇心から来ている行動である.そこで得た知見は,仕事にもフィードバック出来る範囲はしているということで問題なし.
インタオペラビリティ自分の家で使っていた環境が普通のPC,MAC,UNIX,X68000ということもあり,共通のL2がなかった.このため,必死でSLIPとイーサネットを学び,PCをルータにして全部をIPネットワークでつなぐ.この時の経験および,セキュリティ上のプロトコル互換の有無に閉口した(IPsecなど)というのもあって,そういう方面の検証も手がけることに.
なんでこう,自分の時間を削るようなことをするかな>私
ユーザビリティ難しいことを気にすることなく,「誰もが持っているであろう」ものであらゆることは実現出来なければならない.
「オレなら出来る」「私なら出来る」というのを極力排除した技術検討や研究・開発を行えればと考えている.
!WebDAVやIPsecをはじめとする技術をいろいろ調べたり検証したりしたのも,ユーザビリティを考えてのこと.自分以外の(技術者でない)普通の人も使えなければ意味がない.

Last-modified: 2014-10-25 (土) 23:56:59 (1730d)